
Metal Free DC Presented
by Miyoshi Detal Office
右上第一大臼歯が頬舌的に割れており、年単位の期間が経過した状態です。
歯科用CTによる頬舌的断面図です。
破折による細菌感染によって歯根分岐部に炎症が起き、
歯根分岐部のX線透過性が亢進して黒く写っています。
歯石や炎症性の肉解組織が付着しています。
肉芽組織の掻把を終えた抜歯窩の状態です。
抜歯窩用の抗生物質と吸収性のゼラチンスポンジを置いて縫合し終了です。
今後、治癒の状況を診ながらインプラント治療のタイミングを検討します。
このケースのように炎症の範囲が大きい場合、ソケットプリザーベーションは同時には行わず
一旦粘膜の治癒を待ち、その後必要であれば骨増生を行います。
U・Yさん、よくぞご決断なさいました。
全身への影響を考えますと必ず良い変化が現れるものと考えます。
もしよろしければ
ブログランキングに投票のため、このリンクのクリックお願いいたします。
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)