
京都府からお越しのH・Mさんの再根管治療がいよいよ再根管充填を迎えました。
海外にお住まいの際にチタン製と説明を受けられたメタルコアが右上第一大臼歯にセットされています。
このメタルコアの除去時の記事はこちらです。
「チタン製メタルコアの除去をしました。2018.07.24」
京都市からお越しのため、治療間隔は空きましたが、4根管を攻略し排膿も治まったため
本日ついに根管充填が可能なコンディションになりました。
電気的根管長測定(EMR)の場面です。
私は根管治療用のファイル(ヤスリ)のゴム製ストッパーを頼りにしない根管形成を行っていますので根管長測定といっても長さは測りません。
ファイルの番手と根尖への到達だけをチェックしています。
グリーンのシートはラバーダムです。
個別包装の滅菌ペーパーポイントで吸水乾燥します。
顕微鏡(マイクロスコープ)下でビデオを録画しながら行います。
4根管を根管充填し、余分なキャリアーをカットした状態の顕微鏡ミラー像です。
根管充填後のデンタルX線写真です。
次回、レジンによる支台築造を行います。
弊オフィスでは天然歯には一切の例外なく絶対に金属を用いません。
そのために保険医登録を辞退しています。
※天然歯に対する金属治療は保険診療で認められた合法的な治療です。
メタルボンドと呼ばれる陶材焼き付け金属冠も合法的な治療です。
私はあくまでも歯科医師個人の治療方針により、金属治療を行わないことを自由意志で決断しています。
その決断の妨げとなる恐れがあるため、保険指定医療機関の指定を辞退しています。
※この歯の治療はメタルコアの除去から再根管治療・再根管充填までの費用で約15万円です。
H・Mさん、この歯が再根管充填まで到達できて私も歯科医師冥利に尽きます。
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広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)