
レントゲン写真です。
根管内部にはガッタパーチャと棒状の金属らしきものが入っているようです。
左上臼歯部の咬合面観です。
顕微鏡下で慎重に金属のかぶせものを切削して除去しました。
金属切削片から口腔粘膜を保護するためにラバーダムが欠かせません。
内面の状態はいつものように汚染されています。
白いセメントで口蓋側(写真下側)が盛り上げられています。
内部の金属芯棒が見えてきました。
どうやら、口蓋側のむし歯がひどかったらしく、金属芯棒とセメントで失われた部分を築盛してあったようです。
難切削性でなかなかの強敵でした。
次回より再根管治療を行います。
※その後再根管治療を行い、根管充填を行った際の記事はこちらです。
「歯根の開いた左上小臼歯の再根管治療を行いました。2019.07.09」
U・Yさん、本日は2個の金属が無くなりました!
次回からの再根管治療も頑張っていきましょう。
もしよろしければ
ブログランキングに投票のため、このリンクのクリックお願いいたします。
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)